セカンドキャリアを一番に考えた夜職作り
マーケティングブランディンング担当及び専務取締役 上田
一度夜をやってしまうと夜を止めずらい、止められない。気付いたら戻ってしまう。
僕はこういう概念こそが夜を不健全なものにしているとずっと考えてきました。
稼ぐために、目立つ。目立つためにブランド品を買う。
比べられることに怯えて、不必要な整形を繰り返してしまう、そして、気付くとそれが当たり前になる。
きらびやかな生活をSNSで発信して、余計に何気ない日常の素晴らしさから遠ざかっていく。
僕は、若くしてITというジャンルで起業してクリエイター達を育ててきました。だから、どうしても一方通行になりがちな、夜の仕事を変えたいなと思ってこのクラブを運営しています。
大学卒業間近だけど、就職に希望を持てない。一度就職したけど、パワハラで止めてしまった。お昼で働いているけど、貯蓄できない。
そうした子達に、もう一度昼の社会でしっかりと幸せな家族を作れるセカンドキャリアを見つけさせたい!
その為に、少し目線を変えれて、自分のペースで仕事ができて、そして踏み出す勇気ができた時の貯金をしっかりと貯められるそんなクラブ作りを目指しています。
だから、お店の内装をコンセプチュアルな可愛い内装に仕上げ、衣装は何一つ買わなくていいように全てのキャストに店のロングドレスを貸し出すようにしています。
勿論お客さま目線でキャスト間に差が出来ないように、ドレスは全て5万円以上のもので揃えています。
また、セットなどでひどく髪型が痛まないように、綺麗を維持するための美容室も北新地の中に用意しています。
働いてくれる子達に無駄なお金を使わせたくないのです。ギリギリの生活の中で怯えながらの贅沢をする時代は、終わりにしてせっかく夜職で身につけた綺麗な容姿や、ネットワーク、そして貯蓄を長い人生の未来のために使って貰いたいと思っています。
だから、店を止める子達が何かをしたいなら、事業設立から流行るまでのマーケティングもしっかりとアドバイスしています。
勿論、その為には他の夜職と違い本質を見抜く目が必要になります。言い訳せずに自分のいいところを再構築して社会で通じる個性を作り出す必要があります。
夜だから喋れないといけない、飲めないといけない、セクシーでないといけない。
そんな時代は古くさいと思います。
それよりも、しっかりと自分という個性を表現する能力を培うことの方がよっぽど学ぶべき事だと思っています。
今年そうして、学生から教えた子が1年半で1000万円を売り上げるプレーヤーになりましたが、きっと水商売の知恵だけを教えていたら絶対にそうはなれなかったと思っています。
素敵な女性になれば絶対に、素敵な男性が味方になってくれます。照明を暗くして、ミニワンピースを着せれば、どうしても男性は女性を色眼鏡だけで見がちになります。
だから、北新地一照明が明るく、露出の少ないロングドレスのクラブにしました。成功者の男性は絶対に女性を軽んじないと信じているからです。
昼職のような一流クラブを、昼職よりも一流の女性をフルールドピンクは産み出し続けると思います。